PROJECT

冷えとりソックス(3)

<SockLab.源流Project>

-2022/02/24-

編み立てで、なかなか苦戦しています・・・
1/48 Vivoを表に3本という計算をしていましたが、少し番手オーバー気味になり編み地が安定しなかったため、まずは2本に変更しました。
現状は、裏のパイル地にシルクを使ってサンプルを作っています。

 

シルクには正絹、絹紡糸、絹紬糸がありますが、今回は絹紡糸と絹紬糸で試しています。
あとウールでもチャレンジしているのですが、これがなかなか苦戦の原因です。
いろいろ調整を試みているのですが、何故か編んでいる最中に糸が切れてしまうのです。
この機械がこの編み地用に特注し、なおかつ改造をしているため、細かい特徴を書くことが出来ないのですが、
工場の社長に悪戦苦闘していただいています。

シルクは人肌と近い成分が特徴で、吸水性も高いので履き心地の良さは多くの人が知っていると思います。
今回のソックスのサンプルも数回試着を繰り返していますが、1日履いていると足が暖かく満足度は非常に高いと感じています。

 

ただもう一つ欲を言えば、しばらく時間が経つと暖かさを感じるところを、できることならば履いた瞬間にほわっと暖かさを感じる、ファーストインパクトを追求したい気持ちを捨て切れないのです。

 

SockLab.では、GLEN CLYDEが考える最高のソックスをつくり提供することを目的として掲げているので、ウールでの裏パイルはどのくらいシルクと感触が違うのか、検証をした上で製品化を目指したいと思います。

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