PROJECT

Collaborate with MUSHMANS(1)

<SockLab.源流Project>

-1st meeting 2022/01/26-

越谷のMUSHMANSさんのソックスは以前からOEMで生産していたのですが、前回のソックスの改善点などのミーティングをしていたら、代表の藤田さんからSockLab.で取り組んだほうがいいのではとなりました。

【MUSHMANS】
http://mushmans.com

 

前回はメリノウール1/48Vivoを3本取りでパイル編みで、編み地の風合いや履き心地などは非常に気に入っていたそうです。
ですがその分糸が柔らかくてエンジニアブーツに合わせたりすると、人によっては踵の擦り減りが早い場合があるから、もう少し丈夫にできないかとの要望をいただきました。

全く同じ素材のまま丈夫にするというのはほぼ不可能なので、表糸を変えるのがまず条件となります。
そこで、まず最初の取り組みとしてはCORDURA Woolを使ってみようと考えました。
ただ、風合いはかなり変わって紡毛感満載なので、どうなるか分からないけどCORDURA WoolにVivoをブレンドしてみたら、少し風合いが変わるかもとなりました。

 

ところがCORDURA Woolは番手が1/16なので、Vivoをブレンドすると以前と同じ針数140本の機械が使えないため、GLEN CLYDE保有の108本でトライします。
そのため編み地は少し厚手になりますが、シューズを履いて圧迫感が出ることにはならないと思います。
ただCORDURA Woolは、編み立てるときに糸が切れやすく編み地になりづらいという問題が過去に起きています。
今回、他の糸をブレンドすることで編み立て時の押さえになってくれれば、何とか問題を解消できるかと期待のなかで工場さんにお願いしました。

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